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はじめに

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このブログはハッピーを求める私の気ままなお話です。夫はアメリカ人、長女・次女は日本生まれ、長男はドイツ生まれ。
英語があまり得意ではなかった私ですが、海外生活をそれなりに送り、子供たちの日米バイリンガルを目指しています。
もっと力を抜いてゆる~く生きていきたいという思いとは裏腹に、いつも何かしなきゃと余裕なし。半人前の私の日々の出来事をつづっていきたいと思います。どうぞよろしくお願いします。

2018年1月3日水曜日

アイデンティティ確立の阻害要素?!

アメリカにいても年末年始はやっぱり日本の特番でも見てみようかなーと、子供たちと一緒にいくつかバラエティー番組を見てみたのですが、数分で言葉を失うことに。

差別的で暴力的でしかも下品だと、ちょっとぞっとしました。
世の中も変わって世間の反応も違うはずなのに、多くの番組でやっていることは10年前と変わらない感じがしました。「あの時はみんな笑ってたでしょ」では済まされない時代になったと思います…

表現の自由だという主張は通用するんでしょうか。
悪気はない、というのもどうでしょう。
日本国内向けだから良いのでしょうか。

アメリカと日本の両国にルーツに持つうちの子供たちに、「これが大好きな日本だよ!」と胸を張って言えるどころか、大げさかもしれませんが、個人的には恥ずかしいとさえ感じてしまいました。

番組を見ていた子供たちも、サーッと引いているのがよくわかりました。

海外にいると、テレビ番組は日本を理解するのに手っ取り早くて便利なツールではありますが、これではうちの子供たちの日本人としてのアイデンティティは形成されないな~と本当に残念。
大人の私でも、ちょっと疑問を感じてプチアイデンティティクライシスです。

こうなったら別の手段で自分たちのルーツを大切にするしかない!

アメリカにいると日本の番組の詳しい内容までわからないので、つけてみてからやっとその番組の色が見えてくることが多いのですが、これからはしっかり吟味してから見ようと思います。

日本にも素敵な番組はたくさん。
何かを発見したり、挑戦したり、また生活の知恵を教えてくれたりするようなバラエティー番組は、アメリカとはまた違って、大人から子供まで楽しめる素晴らしいものだと思います。
アニメーション部門が世界をリードしているのは間違いないし、日本のコマーシャルはコミカルでほんわかするものが多くて、うちの子供たちも大好きです。

今回、特定の番組についての差別的なことで、色々な方たちが良くも悪くも様々な意見を述べておられますが、これだけの反応があるという事は、皆さんただ面白いだけではない何かを感じたということなんでしょう。

 BBC News も取り上げているということは、ネガティブな意味で世界も注目する大きな問題だということですね。

Diversity(多様性)の問題。難しいなぁと感じました。

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