もし、わたしが今日本でそこまでやっていたら、何をやっているのかと笑われるかもしれません。
でもここアメリカでは、コロナウイルスのパンデミックで制限が厳しくなり、ほとんどの人が異常なほど神経質になっています。普段はマスクなんて全くすることのないアメリカの人たちがマスクをして出かけるんですから相当だと思います。
日常の買い物に出かけるのも目に見えない敵がどこから襲ってくるのかもわからないという恐怖で戦場にでも行くような気持になります。
スーパーなどの公共エリアでは、みんな暗黙の了解のようにお互い近づかないよう避けて歩きます。
カートやセルフレジの画面は1人使うごとにお店の人が除菌シートで拭いてくれます。
私も買い物を終えて車に乗ったらまずは除菌ジェルで手を消毒。
それでも不安なので、買い物が終わって自宅に帰るとまずは手洗いをし、ドアノブも除菌、そしてシャワーへと直行します。
脱いだ服はバスケットには入れず、直接洗濯機へ。
子供たちには、ママが帰ってきてもきれいにするまでは近寄らないことを徹底しています。
人によっては買ってきた商品を1個づつ除菌しているという人もいるようです。私も箱から出して保存できるものはできるだけ外箱だけ外して捨ててしまいます。
それ以外にも、小包を届けてくれる郵便配達の人などの対応も変わりました。玄関先でかなり距離を取ってきます。
箱も手渡しせず玄関前に置き、署名が必要なものですら「こっちでしておいたから」と勝手にやってくれます。本人確認の証明であるはずの署名ですら省略されるほどコロナウイルスは脅威だということです。
ダディが不在の中、私に何かあったら子供たちはどうしたらいいか、といつもシミュレーションもしています。
子供たちの中で一番頼れる長女には、もしも私に何かあったら、ということで助けを求められる人の連絡先やシチュエーション別での対応方法などを伝えてあります。
数日間くらいなら子供たちがインスタント食品やレンジで温めて食べられる程度の食事があるだろうかと毎日チェック。
さらには最悪の事態の場合に、連絡先や生命保険、銀行口座などなど、子供たちがダディと対処できるように手引きのようなものを作っておいた方がいいのかも、とさえも思います。
これは特に、2か国をまたがる家族にとって複雑になりえるので大変重要なことです。
神経質になりすぎかもしれませんが、今のアメリカはこんな状況です。
みんな早い終息を願うばかりですが、現実は先が全く見えません。
どうか、日本の皆さんも気を付けてください。
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