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はじめに

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このブログはハッピーを求める私の気ままなお話です。夫はアメリカ人、長女・次女は日本生まれ、長男はドイツ生まれ。
英語があまり得意ではなかった私ですが、海外生活をそれなりに送り、子供たちの日米バイリンガルを目指しています。
もっと力を抜いてゆる~く生きていきたいという思いとは裏腹に、いつも何かしなきゃと余裕なし。半人前の私の日々の出来事をつづっていきたいと思います。どうぞよろしくお願いします。

2020年12月20日日曜日

アメリカの小学校でまさかのお受験

現在小学1年生の長男の学業について。

前回の投稿で、長男がオンライン授業を進めるうちに上の学年のレベルに達したことは書きました。

実はここから展開が。

アメリカの小学1年生の教科は、基本的には英語(リーディング・ライティング)と算数が中心になっています。長男は、1年生の半分が終わった今の時点で英語は3年生のレベル、算数も一部は3年生のレベルも理解できるようになってきました。

学校から与えられる課題は退屈していたので、うちでは課題に加えて本人がやりたいように科学系の本をどんどん読んだり、工学につながるような簡単なモノづくりをしたり、プログラミングの基礎を学んだりするうちにどんどん吸収していったようです。

担任の先生からもとても優秀だとお墨付きで、ギフテッドのプログラムにも入っています。

ところがここで問題が。

公立校のシステム上、優秀だからと言っても出された課題は提出しなければならず、長男からすればすでに完全に理解していることでもすべて目を通して回答しなければなりません。特に、パンデミックの中のオンラインという形態上、なかなか融通が利かないのは仕方がないことなのかもしれませんが、学ぶことに対してモチベーションが下がるんじゃないかと気になっていました。

担任の先生からは学習用の動画などは飛ばしてもいいと言われていましたが、飛ばしたとしても回答用の空欄を毎日埋める作業は本人にとっては苦痛で、時間だけがどんどん過ぎていきます。

また、ギフテッドのプログラムに入っているとはいえ、この学区では実質的に特別なプログラムが加わるのは3年生からです。結局、今の時点では通常の授業と何ら変わりはありません。

飛び級、という考えもありますが、利点よりも欠点のほうが気になったのでうちの選択肢には今のところありません。

そこで、今回、思い切った決断をすることにしました。

なんと、今まで考えたこともなかった、アメリカでの小学校のお受験です。

選んだのはこの町でまだ新しい私立の小中高一貫校です。実は、この学校の前身の学校に以前に長女もお世話になっていて、当時はまだSTEM学習に力を入れた教室での習い事、という感覚でした。

この学校が去年の夏から本格的に全日制の学校になり、この町でも大変評判がよく、また通常の学年に在籍しながら個別に組まれた予定で上のレベルのことも学べるということだったので、思い切って受験することにしました。

長男も前々からこの学校にはすごく興味があったのでかなり前向きの受験です。

まずはオンラインで受験申請をして、親が回答する欄、本人が回答する欄の色々な質問事項に応え、テストも受けました。

テストは算数と理科でしたが、この学校が募集しているのは基本的には3年生からということもあって、算数は特に難しかったようです。たぶんほとんど回答できていなかったと思います。

3年生からの募集だし、算数は全然できなかったから合格できなかったかもねー、ダメでもまた次回チャレンジしようねー、と本人とも話していたのですが、しばらくするとShadow dayという模擬授業のようなものに来るようにと連絡がきました。

2度のShadow dayはずいぶん楽しかったようで、本人はもう行く気満々。

私の方は半信半疑でしたが、しばらくするとなんと合格通知がメールで届きました。

もう本人は大喜びです。何のプレッシャーも感じていないように平然と模擬授業に参加できるのはなかなかできないことだな、と我が子の成長を素直に頼もしく思います。

さて、パンデミックのせいで収入減の母は、これからまた収入アップに向けて職探しです。私立なので授業料払わなきゃいけないですからねー。



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