アメリカのクリニックでF.I.T.というフィットネスのプログラムを担当させてもらえるようになって3週間が経ちました。
このF.I.T.は、理学療法期間が終了した後も機能訓練の継続を希望される患者さんが対象ですが、保険対象外なので1回60分につき自費で25ドルです。一般的なパーソナルトレーナーの料金と比較したらかなり安いので、自費とは言えお値打ちですね。
対応としては、日本で理学療法士として働いていた時の維持期の患者さんとの関りとかなり近い感じがします。
ですが、日本での理学療法士としての経験があっても、やっぱり引継ぎは大変です。
今まで長く担当してきた人から急に外国人である私に変わったということもあって、患者さんたちも最初は半信半疑という感じでした。
そこで、今までよりも明確な短期ゴール設定などを提示したり、機能訓練も個人のニーズにできるだけ対応てみました。すると、患者さんたちがだんだん心を開いて任せてくれるようになり、やっと手ごたえを感じられるようになってきました。
とは言え、ここでは理学療法士として働いているわけではないのでお給料は正直かなりお安いです。それでもやりがいを感じながらお仕事をさせてもらっていて、気持ち的にはかなり充実しています。
"Slowly but surely."
これは患者さんたちからもよく聞く言葉ですが、「ゆっくりだけど着実に前に進んでいる」という意味の言葉です。
私もまさに、そんな感じで一歩ずつ前進あるのみです。
経営者からは、今までのF.I.T.がマンネリ化してきていたので今後の拡大を期待していると言われました。若干プレッシャーでもありますが、期待に応えられるようがんばるしかないです。
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